(※負の温度や幾何学的フラストレーションをご存じの方は、前半部分を読み飛ばしていただいて構いません)

量子のごった煮の中では何が起こり、負の温度へ移行したときにどんな変化が見られたのでしょうか?

絶対零度を超える負の温度は「この世の何より」も熱い

第2位:意識は量子現象なのか?「量子意識理論」を支持する有力な研究結果が報告される

第2位:意識は量子現象なのか?「量子意識理論」を支持する有力な研究結果が報告される
第2位:意識は量子現象なのか?「量子意識理論」を支持する有力な研究結果が報告される / Credit:clip studio . 川勝康弘

意識とは何でしょうか?

アメリカのウェルズリー大学(Wellsely)で行われた研究により、脳における意識の基盤が量子的なものであるとする「量子意識理論」を支持する結果が発表されました。

量子意識理論では、意識の本質はニューロン内部の「微小管」とよばれる細い繊維の量子振動であるとされており、量子的な振動がニューロンの電気信号パターンに大きな影響を与えると考えられています。

今回の研究では、量子的振動の「巣」と考えられている微小管に結合して保護する化学物質を加えた場合、麻酔薬によって意識を失うまでの時間が大幅に遅くなることが示されています。

古典的な理解では微小管タンパク質の保護がなぜ麻酔薬への抵抗力につながるかを上手く説明できません。

量子意識理論は30年前は奇妙な仮説に過ぎませんでしたが、ここ十数年で検証が進み、急激に勢いを増してきています。

研究者たちはプレスリリースにて「心が量子現象であると認められるようになれば、私たちは新しい時代に入るだろう」と述べています。

加熱する量子意識研究の最前線は今、どうなっているのでしょうか?

意識は量子現象なのか?「量子意識理論」を支持する有力な研究結果が報告される

第1位:日本人が考案した「量子エネルギーテレポーテーション」をわかりやすく解説

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第1位:日本人が考案した「量子エネルギーテレポーテーション」をわかりやすく解説 / Credit:clip studio . 川勝康弘