和牛は輸入が解禁になって10年近くなりましたが、フランスでも、とても人気がある様です。パージュでは、コースに追加で、和牛のオプション(50ユーロ)をお願いすると、前菜でカルパッチョに、メインでミディアムレアくらいに焼いて提供してくれます。私はコースは品数の少ないもの(75ユーロ)にして、必ず和牛を追加します。

ラビオリの右側のは栗かぼちゃ、左側がモンドールチーズ、ソースは、栗かぼちゃのポタージュとかぼちゃの種のプラリネ。目が覚めるような美しい料理。

ドーラードロワイヤルという鯛は、フランスの鯛の王様。レモンキャビアをのせて。ほうれん草と赤いトレビスのはの下には、旨味のあるコック貝。

シャラン産鴨、蜂蜜を表面に塗って備長炭で焼いているそう。赤ワインソース、リンゴのジュレ、焼きリンゴ、ベージュ色の縦のソースもリンゴ。

この日のコースは、前菜にラビオリ、魚のメインは、ドーラードロワイヤルという鯛とコック貝、肉のメインは、シャラン産鴨。

パティシエのルカさんが、インドでチャイティーに感動して創作したデザート。

そして、チャイティーにインスパイアされて創作されたデザートとミニャルディーズ。

パージュは、京都にお菓子屋さんの支店、アトリエパージュキョウトを昨年から出店していて、以前私も紹介しています。フィナンシェ、ジェラートの他、チョコレートもおすすめ。オンラインショップもあります。

3. 菅野まみさんの器

パージュのお料理と菅野まみさんの器。青い色が器の外側にぼんやりと浮かび上がっている様子がとても気に入りました。温かみのある器がお料理をさらに引き立てていますね。

菅野まみさんのアトリエを訪問して、私も美しい器を手に入れることができました。アーティストのアトリエにお邪魔できるなんて、ワクワク体験でした。パージュのマダムに感謝です。

今回、パージュで使っていた器が、とても味わいがあって、気になったので、どちらで入手することが出来ますか?と、パージュのマダムにお尋ねすると、この近く、パリ郊外にアトリエがある作家さん、菅野まみ先生の作品ですと教えてくださいました。