「満身創痍」の用い方・例文

「満身創痍」とはどんな意味?その用い方や類義語を解説!
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「満身創痍」の使い方を解説します。

例文1:不運にも交通事故に遭って全治1ヶ月の怪我を負ってしまった。不注意が招いた結果で満身創痍となってしまった。

「満身創痍」は体がボロボロの状態であることを表す四字熟語となります。

交通事故に遭って全治1ヶ月というのは、まさに体がボロボロの状態です。

事故によって体中が傷だらけになってしまっている状態なので「満身創痍」という表現が最適と言えるでしょう。

例文2:SNSに何気なくアップした投稿が炎上して、知らない人からたくさんの誹謗中傷・罵詈雑言を受けて傷ついた。まさに満身創痍の状態だ。

「満身創痍」は心がボロボロの状態であることも表す四字熟語となります。

SNSの炎上で叩かれているというのは、まさに心がボロボロの状態です。

誹謗中傷・罵詈雑言によって心が傷だらけになってしまっている状態なので「満身創痍」という表現が的確と言えるでしょう。

例文3:戦場で戦っている兵士は身も心も満身創痍の状態にある。

「満身創痍」は身も心も傷を負っている状態で使用されることもあります。

戦場で戦っている兵士は体が傷だらけであるのはもちろん、心も傷だらけであると言えるのではないでしょうか。

敵の攻撃によって体に傷を負ってしまうこともあれば、命が奪われるかもしれない恐怖によって心に傷を負ってしまうこともあります。

「満身創痍」という言葉は、ある意味で極限状態にあることも意味します。

そのため、身も心も限界に達しているような状態を指して使用することもあると覚えておきたいです。