身も心も傷だらけなことを言う言葉、それが「満身創痍」です。

しかし、そもそも「満身創痍」はどのような意味なのでしょうか。
ここでは「満身創痍」の意味と併せて、類義語も解説します。

目次
「満身創痍」とは
「満身創痍」の意味
精神面にも用いる
「満身創痍」の用い方・例文
例文1:不運にも交通事故に遭って全治1ヶ月の怪我を負ってしまった。不注意が招いた結果で満身創痍となってしまった。
例文2:SNSに何気なくアップした投稿が炎上して、知らない人からたくさんの誹謗中傷・罵詈雑言を受けて傷ついた。まさに満身創痍の状態だ。
例文3:戦場で戦っている兵士は身も心も満身創痍の状態にある。
「満身創痍」の類義語
疲労困憊
半死半生
まとめ

「満身創痍」とは

「満身創痍」とはどんな意味?その用い方や類義語を解説!
(画像=『FUNDO』より引用)

ここでは「満身創痍」の意味を解説します。

「満身創痍」の意味

「満身創痍」は、体中が傷だらけの様子を意味する四字熟語です。

酷く非難されて心が痛めつけられる様子を指す四字熟語でもあります。

「満身」は全身のことを意味する言葉です。
「創痍」はどちらも傷のことを指す言葉です。

要は全身が傷だらけでボロボロになっている状態を意味します。

ただし、目に見える傷だけでなく病気を抱えている様子も指すため、必ずしも傷だけにフォーカスした表現ではないと覚えておきたいです。

精神面にも用いる

「満身創痍」は肉体的に傷ついている状態を意味します。
しかし、精神的に傷ついている状態を指すこともあります。

そのため、心の状態にも体の状態にも使用される言葉です。

実際に事件事故によって体に傷を負った状態も「満身創痍」と表現しますが、誹謗中傷や罵詈雑言によって心に傷を負った状態も「満身創痍」と表現します。

つまり、身も心もボロボロになっている状態を「満身創痍」と言うわけです。