マテウス・ペイショット(左)リカルド・グラッサ(右)写真:Getty Images

昨2023シーズンの明治安田J2リーグ最終節で自動昇格圏の2位へと浮上し劇的な形で1年でのJ1復帰を果たしていたジュビロ磐田。2024シーズンは、日本代表としても経験豊富なGK川島永嗣をはじめ、複数の外国籍選手やJ2ロアッソ熊本で活躍していたMF平川怜など将来が楽しみな若手と多くの選手を新たに迎えスタートを切っていた。

しかし、同じく昇格組の町田ゼルビアと東京ヴェルディが躍進する一方で磐田は低迷し残留争いへ。そして最終節ではサガン鳥栖を相手に0-3と完敗。すでに降格の決まっていた鳥栖に敗れたことから、来季に向けて不安を残す形でJ2降格が決定した。当然のことながら、来季磐田に求められるのは再び1年でトップカテゴリーへと返り咲くことに他ならない。だが、今季リーグでも3位タイとなる19ゴールを挙げるなど大きく貢献したFWジャーメイン良のサンフレッチェ広島移籍が決定。すでに来季の戦いに影響を及ぼすであろう主力の流出が発生している。

それだけに、これ以上の戦力流出を防ぐことができるかが注目される。もちろん、所属するすべての選手が重要な戦力であることに違いはないが、ここでは特に磐田が手放せない選手を5名ランキング形式で紹介していく(期限付き移籍中の選手は対象外とする)※12月25日時点の情報に基づく。

関連記事:清水エスパルスがJ1で戦うために絶対手放せない選手トップ5
関連記事:ジェフ千葉が来季こそJ1昇格を果たすために絶対手放せない選手トップ5


ジュビロ磐田 写真:Getty Images

5位:レオ・ゴメス

今季の新戦力の1人であったMFレオ・ゴメス。シーズン前半戦はベンチスタートとなるゲームも多かったが、第14節以降はスタメンに定着し最終的に29試合に出場して中盤を支えた。