野田裕喜(左)岡村大八(中)常田克人(右):Getty Images

2024シーズンを終えた明治安田Jリーグはオフシーズンに突入。連日、選手やスタッフ陣の去就が世間を賑わせている。今オフは主力ゴールキーパーやディフェンスの移籍が多い印象で、12月22日時点ではジェフユナイテッド千葉のDF佐々木翔悟がガンバ大阪へ、今季J2降格が決まったサガン鳥栖のGK朴一圭が横浜F・マリノスへ、そしてその横浜FMからはDF小池龍太が鹿島アントラーズへと完全移籍することが発表されている。

また、J2降格が決まった北海道コンサドーレ札幌の守備の要であるDF岡村大八を町田ゼルビアが獲得する方向であることが報じられ、札幌のファン・サポーターに衝撃が走っている。まだ公式には発表されていないが、事実なら札幌は大きな戦力を失うことになるだろう。ここでは、そんな札幌に筆者がお薦めしたいセンターバック4選手をピックアップしていく(※12月25日時点の情報に基づく)。


常田克人 写真:Getty Images

DF常田克人(松本山雅)

1人目はJ3の松本山雅に所属しているDF常田克人を挙げる。2016年に青森山田高校から当時J1のベガルタ仙台に加入。しかし仙台時代は出場機会に恵まれず、2020年3月に当時J2の松本山雅へ期限付きで移籍。すると才能が開花し、すぐさまレギュラーを獲得した。

持ち前のサイズを生かした空中戦の強さに加えて左足の正確な技術も併せ持っており、現時点ではJ3リーグ屈指のセンターバックとしての呼び声が高い。今季も28試合に出場して1ゴール2アシストを記録している。今季、松本はJ2昇格プレーオフ決勝まで進んだがカターレ富山に敗れ昇格はお預け。カテゴリーが違う為、条件さえ合えば獲得のハードルもさほど高くはなさそうだ。

野田裕喜 写真:Getty Images

DF野田裕喜(柏レイソル)