■“倫理”について叱られた過去
当時、高校生だったこともあり“退学”になったことに「それは厳しいですよね」と伝えたそうですが、先生は「なんでそんなことがわからないんだ!」「医者の倫理として、やってはいけないことがわからないのか!」と叱られたといいます。「献体される方のお気持ちなど、教育が必要だと深く学び、あのとき先生に叱られて本当によかった」と回顧。
「医療の倫理を学ぶという点では、叱ってくれる人は重要」「叱られないまま、悪いことを気づかないまま年齢を重ねると倫理観が欠如した医者が生まれてしまうと感じる」と持論を展開しました。
今回の動画には「幹弥みたいなDrが増えることを祈る」「叱られることの重要性だよね。 親とか先生、周りの環境って本当大事だよな」などの意見のほか、「去年解剖実習を経験した医学生です。あのような場で個人で写真を撮ろうなんて信じられません。幹称先生のような誠実な医師や医学生の方が多いことを知って欲しいです」「数年前ですが僕も解剖実習受けました。毎日、実習の始まりと終わりにクラス全員で黙祷しました。その時の気持ちを忘れないようにしたいです」など医学生からのコメントも寄せられています。