黒坂岳央です。
「先延ばしをやめる技術」といった本はよく売れる。それだけ世の中には先延ばしをする人は多く、そしてやめられずに悩んでいるということだ。
「まあそのうち」 「時間ができたらまた後で」
そうやって数えれないほど先送りをし続けた結果、多くのタスクが進行中か未着手のまま人生を終えてしまう。自分自身、先延ばしばかりしていた時期があったが、今は完全にやめることができた。タスクが発生した時は絶対に先延ばしにはしない。どうやって卒業できたのかを取り上げたい。
1. 選択肢から「保留」を削除する人が先延ばしにしてしまう理由はシンプル、本音ではやりたくないと思っていて、未来の自分ならきっと処理してくれると信じているからだ。しかし、これは幻想である。今すぐやれないことは、未来の自分がやる確率はもっと低い。
だから選択肢は「期日を決めてやるorやらない」の二択にするべきだ。今すぐ期日を入れられないならそれはもう二度とやらない。「それだと困る!」ということなら、その場で予定を入れたら必ず完了させてしまうのだ。
自分の場合、タスクが発生したら必ずその場でGoogleカレンダーに予定を入れ、何が何でも予定日に終わらせる。万が一、見積もりが甘くて終わらなかった場合のみ、別日にズラすことはあるが基本的には確実に当日片付ける。もしくは「一生やらない」と決めて頭から追い出す。
このくらい徹底しないとどんどん「後でやろう」が溜まってしまう。そうなると無意識レベルでずっとそのタスクのことがマインドシェアと呼ばれる脳内メモリを食い続けて目の前の仕事のパフォーマンスも落ちるのだ。