この検査も、肛門から検査用のスコープを挿入して内部を調べるので、胃カメラほどでは無いものの、特殊な趣味を持つ人以外はあまり気持ちの良いものではありません。
全身麻酔で胃カメラと大腸内視鏡検査を同時にやってもらえば、苦痛を感じることなく(むしろ気持ちよく)年1回の検査で消化器系のチェックを全て行うことが可能です。
40代以上の人であれば、とりあえずは1回全身麻酔で検査を受けてみることを強くお勧めします。
その後、どの程度の頻度で検査を受けるべきかは、医師に相談すれば良いでしょう。
私は、基本的にどちらも年1回の受診を勧められ、そのアドバイスに従っています。
気持ちくできるようになった消化器系の検査ですが、問題は事前準備の負担にあります。検査の3日前から食事制限が始まり、消化に悪いものは摂取できなくなります。前日はクリニック指定のお粥(写真)などしか食べられません。
また、検査の前日夜からは下剤の服用を始め、当日朝も大量の水分を摂取して、腸の中を水分だけにしてからクリニックに向かいます。
ただ、このような検査前の事前準備も慣れてくれば、食事の工夫などをして何とかやり過ごすことができます。
という訳で、来年も年初に同じ検査を同じクリニックで受ける予定です。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年1月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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