価格的な優位性が必要とされない
ミスドのゴハン系メニューの価格は安くはない。たとえば「台湾風ルーロー麺」は693円、「チーズドッグ」は440円、「たまごチャーハン」は605円、「ザクもっちドッグ カレー」は308円、「6種のチーズピッツァ(Mサイズ)」は1400円。「マクドナルド」の「チーズバーガー」が200円、「熱烈中華食堂 日高屋」の「チャーハン」が510円、同じく日高屋の「中華そば」が390円であることを考えれば、他業態チェーンと比較して価格的に優位性があるとはいいがたい。
「ミスドのドーナツの高いクオリティーに対して、ドーナツ以外のメニューのクオリティーやコスパが良いかといわれれば、ちょっと微妙かもしれません。ただ、グループのなかにドーナツを食べたい人と飲茶も食べたい人が混在しても一緒に利用できたり、一人で中華料理店には行きたくない女性客でも利用できるというメリットも存在するため、必ずしもファストフードチェーンや中華料理チェーンなどに対して価格的な優位性が必要とされないという面はあるでしょう」(外食チェーン関係者)
(文=Business Journal編集部)
提供元・Business Journal
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