また、人手不足はAIやロボットのような代替物による自動化や省力化のインセンティブになります。それによって労働生産性の向上が期待できるるのです。

人手不足が今までの日本の低生産性と労働賃金の低位安定という状況を変化させる起爆剤になりえるのです。

現に、大手の外食チェーン店では、注文は卓上のタブレットで来店客が入力するシステムが主流になってきています。これなら、注文の取り間違えも無いですし、調理の順番や会計を間違えることも減らせます。

今は人間がやっていることが、数年後には予想を超えるスピードで機械やロボットに代替されていく。そうなれば、日本に対する悲観的な見方も少し変わってくることでしょう。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年12月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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