牧之原台地のお茶の生産が急拡大したのは明治初期。江戸時代、大井川を渡る人を運んできた川越人足(かわこしにんそく)が廃止となり職を失うと、彼らはこの地に茶畑の開墾を行い、お茶の生産を行うようになったのです。
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お茶畑を一望できるオープンテラス。
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ミュージアムの周囲は一面お茶畑です!
さて、抹茶挽き体験をしようと思ったのですがあいにく10:30ごろまで席が埋まってしまっていましたので、ワイングラスに注いでもらった静岡茶をオープンテラスで頂くことにしました。これも体験プログラムの一つ(200円)となっています。
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画像 ルネッサーンス(古)
さわやかな5月の風に吹かれて、お茶畑を眺めながら頂く緑茶は格別です。そういえば静岡のどこのお茶なのか聞くの忘れました(汗)。
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「チャ」はほぼ世界の共通語。
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豪華な茶器の展示も。
展示室には世界のお茶、日本のお茶に関するさまざまな展示がされています。世界各地のお茶の茶葉の展示は匂いをかぐこともできます。アールグレイぐらい特徴的だと区別もできるんですが同じ緑茶同士だとなかなか…ですね。
茶壷って始めて見た気がします。
ずいずいずっころばしの「茶壷におわれて どっぴんしゃん」の意味は正直今も分かりません。
屋外では敷地内の茶畑で茶摘み体験が行われていました。一年の中で限られた時期にしかできない茶摘み体験。摘んだお茶は持ち帰ることができます。なかなかできない貴重な体験ですね。
屋外には日本庭園もありました。かつて京都にあった後水尾天皇が造営された仙洞御所の庭を再現したものなのだそう。京都では焼失後再現されませんでしたが、遠州が手掛けたということでここでの復活となりました。向こうの茶室は別料金で入室可能。庭園を眺めながらお茶を頂く、優雅なひとときを楽しむことができます。
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ミュージアムショップもお茶が充実。
県営の施設で料金は300円。ちょっと展示があるくらいなのかな、と思っていたら思いのほか充実した施設で驚きでした。ミュージアムショップでのお土産物色を含めて2時間をここで過ごします。
ミュージアムを出て少し車を走らせば一面の茶畑広がります。茶所静岡ならではの絶景が右に左に広がる中を車を走らせる。爽快なドライブでした。
新茶は今の時期ですが夏でも青々とした茶畑の景色は変わらず牧之原台地に広がっています。是非一度静岡の茶の香りを楽しみつつ、茶畑の中をドライブして茶の国静岡に浸りに来てください。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年5月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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