見た目が老け込む仕事の特徴

見た目が老け込む仕事、その筆頭は裁量がない仕事である。流れ作業、単純作業などはその典型だろう。そして毎日強い紫外線に長時間晒され、食生活も栄養価が偏るならさらに見た目の老化を促進させる可能性がある。一頃流行った写真に、トラックドライバーが顔の一部だけ毎日日光に当たり続けたことで顔の半分だけが老け込んでいるというものがある。コントロール信念以外の影響要素も同時に考慮して複合的に考える必要はあるだろう。

その逆に老け込みにくい仕事を考えるなら、裁量がある仕事だろう。思い当たるのは経営者やフリーである。筆者の地元でよく知る社長は思い当たる範囲で言えば総じて若々しい人ばかりだ。同年代は腰を曲げて杖をついているのに、ブランドで派手に着飾り高級車を乗り回している人もいる。年齢もとても若く見える。

そしてこうした人達は裁量を失うことに強いストレスを感じる。ある社長は経営者仲間と海外旅行へいこうとして、奥さんに強く反発された際に「オレの自由にさせろ!」と大変立腹していた。普段から周囲の空気を読んで「今はそのようにすべきタイミングではない」と行動を慎むということはしない人物である。裁量があることが若さの秘訣なのかもしれない。

人生の幸福度は裁量権が大きく占める。それだけでなく見た目の若さを保つ可能性もあるという。人生全体のQOLを考えると、収入は非常に良いが裁量がほとんどない仕事より、収入はそこまででなくても裁量がある仕事でのびのび生きる方が良いのかもしれない。

 

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