澤田さんが大島堅一氏ので計算間違いを指摘していますが、大島氏のでたらめな計算は今に始まったことではありません。原発の再稼動は固定費(サンクコスト)と無関係なので、圧倒的に安いのです。これは2014年10月17日の記事の再掲。
朝日新聞が「原発コストは火力より割高に」という記事で、右の表のような大島堅一氏の「試算」を紹介して「政府は原発を再稼働する方針だが、コストが安いという理屈は崩れつつある」とコメントしている。大島氏がサンクコストを知らないことは、前から何度も警告しているが、この小森敦司という編集委員の頭も大丈夫か。
彼らの計算のもとになっている内閣府のコスト等検証委員会の計算式は、次のようになっているが、これは新たに原発を建設するコストである。
(資本費+政策経費+核燃料サイクル費用+運転維持費+燃料費+事故リスク対応費用)/発電電力量