
台湾茶のセレクション充実。22時間かけて水出ししたラプサンスーチョン。

強烈においしいブイヨン。最後の一滴まで飲み干せる器なのが嬉しい。

写真じゃわからないけれど、器にはこれだけ。潔く真髄だけ。

ナイフの切れ味、抜群。
デセールは、いちじく&紫蘇、ティラミス風モンブラン、そしてカカオハンターの極上ショコラの魅力を限りなくピュアに表現したショコラのガナッシュとアイスクリーム。
恋しかった伸シェフ料理を久々に味わえて嬉しいなぁ。パサージュ時代よりさらに削ぎ落とされおいしさの真髄だけを取り出したような料理にうっとり。
真っ白な美しい厨房や地下の秘密基地(いつかここで朝まで遊びたい)も覗き、おいしい台湾茶(台湾茶のセレクション、見事)をいただき、ご馳走さまでした。

内装は隈研吾建築都市設計事務所。音楽もオリジナル。

地下の秘密基地。ピーター・ストックマンス(ルイ・カンズがよく使ってた食器デザイナー)のチェスがかわいい。これでチェスしてみたいな。

美しい真っ白な厨房が、伸シェフの新たな舞台。「ブラン」誕生、おめでとうございます。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年10月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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