佐藤伸一の新たなレストラン「ブラン」へ。おめでと〜、伸シェフ♪
その前に。「ブラン」に向かう道すがら、ちょっぴりアート。
”パリ+ パー アートバーゼル”の一環で、”ダニエル・ビュラン&ミケランジェロ・ピストレット”のインスタレーション@パレ・ディエナへ。
どんより続きのパリの空だけど、行った時ちょうど太陽が顔出してくれた。幻想的で美しい光に包まれた空間。気持ちいい〜。
色彩の時間終了。さあ、「ブラン」(白)で、伸シェフのピュアで研ぎ澄まされた料理に会いにいこう!
蕪(卵みたい〜&素材力すばらしい)、ラングスティヌ(パッサージュ53を思い出すね)、プンタネッラ&ゴルゴンゾーラ(傑作!)、フォアグラ&柑橘、アーティチョーク(イタリア的旨味)、ヒラメ(伸シェフならではのツヤツヤ火入れ)、大麦リゾット(旨味ぎっしり。スーシェフはイタリア人)、鶏コンソメ(あっつあつで滋味滋養の塊♪9月に取材で行った時に食べたのが、進化。器の取っ手持って、最後の一滴まで飲み干す)、ガリス牛&神戸牛セッシーナ(30日ほどの浅めの熟成が伸シェフっぽい。そういえば、伸シェフの赤身肉って珍しい。
付け合わせなしの肉のみなのが、すごくいい。ナイフの切れ味も最高。余談だけど、某ドラマで肉料理を普通のナイフでカットしてて、せっかくのお肉がむぎゅっと潰れて不味そうだった。肉ナイフは、この手の肉料理の最後の調理。切れ味がおいしさを、確実に左右する)。

割りたて卵みたい。

このクオリティのラングスティヌには、滅多にお目にかかれない。

ニンニクの効かせ方がイタリア的なアーティチョーク。

オリーブオイルの器、ロニ・ホーンの円柱アートを彷彿させる。焼き立てもっちりフォカッチャ。スーシェフはイタリア人。