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日本は病床も診療所も多いのに医療費がタダや1割負担の青天井サブスクでモラルハザードが起きて高齢者を囲い込むビジネスが仕組み化されてしまっている。病床数はOEDD諸国の中でも飛び抜けて多くアメリカやイギリスの約4〜5倍で、CTやMRIの台数は人口100万人あたりの数は世界一。

新型コロナの初年度である2020年度は全体的に患者数が減少して診療所の収入は少し落ち込んだが、コロナが明けたらなんとコロナ前を上回るペースで医療費は爆増。

そして今なお「診療所」は増え続けており、なんと1受診当たりの医療費の上昇率は日本全体の物価上昇率を鑑みてもそれを大幅に上回る水準で上がっており地域間の問題は解消されていない。

さて面白いグラフがあるので、以下のグラフに目を通して下さい。

・縦軸が「医療費」 ・横軸が「病床数」

これを見れば一目瞭然ですが右上の高知県民は左下の静岡県民の2倍の医療費を使っています。