黒坂岳央です。
「健康の為なら死んでもいい」と言わんばかりに健康教、健康オタクの人が知り合いに何人もいる。
「水道水を煮沸するとトリハロメタンという毒が出る」 「加工肉の亜硝酸ナトリウムは猛毒」 「フライパンに塗られたフッ素加工はやばい」
こうした考えをする人たちだ。だが、こうした人達は必ずしも健康を維持できているわけではない。皮肉なことに平均寿命より先にお迎えが来てしまう人もいる。さらに外見が若々しく、メンタルも元気いっぱいというわけでもなく、どちらかといえば強迫観念的に健康を追いかけているという印象を受ける。
Xではまさにこのような事例に当てはまる投稿があり、多くの反響がある。健康を意識していたにも関わらず、末期がんになってしまったというのだ。
酒も赤身肉も加工肉も脂肪分も体に良くない事は分かってるんやけどさ、ものすごく健康に気を使って摂生した生活を何年も送った末に末期癌になって自分が今まで気をつけて我慢してた事って何なんだろうって泣いてた患者さんも知ってるから、少し気をつけるくらいがいいのかなって思ってる。
— Dr. Cat (@dramerica88) February 21, 2024