金持ちに対する風当たりは常に強いものですが、金持ちはどんどん金持ちになっていく仕組みがあります。それは会社にしろ、個人にしろ、持てる資産を活用して更に回すことによって増えていくからです。では、世間の冷たい風とは何でしょうか?富構築のエスカレーターにうまく乗れないということです。乗れない理由は何でしょうか?それは富を形成しないものに使うからです。飲み食いに旅行は精神的満足感はありますが、富は生みません。
成功者が富を形成できるのはなぜか、もう一つの理由は忙しくて使う暇がないのです。私は成功者とは言いませんが、一番削るのは外食です。理由は時間の無駄だからです。ランチミーティングはよほどでない限り入れません。なぜなら朝からテンポよく仕事をしてもランチで1時間半、そこまで行く時間を考えると2時間とか2時間半を潰すのです。そんな暇なことできませんので、たまに夕食で対応しますが、それも極力控えています。
もっと言うとミーティングは相手の事務所です。自分のところではあまりやりません。理由はミーティングを切り上げる判断を私ができるからです。さっさと止めたければ「ではこれで」と言えば済むのです。自分の会社に来られたら京都人じゃあるまいし、お茶をだそうか、とも言えないのです。
成功者は時間の使い方を大事にします。1日24時間しかないのは人類80億人皆共通なのです。その24時間をどう使うか次第で富が生まれるか決まるといってもよいでしょう。よく寝る時間を惜しんで仕事や勉強をするという話がありますが、個人的にはあまり寝る時間を削るのはどうかと思います。高いレベルの集中力を日中、維持できるならよいですが、あくびしているようでは意味がないと思います。それよりもこの1時間で何をどれだけやるか突き詰めていくと秒単位の時間管理になります。例えばプライベートジェットはそのためのようなものです。よく日本のテレビでは豪華な室内が話題になりますが、それは趣味の問題で所有者の最大の目的は時間です。