人間は体温変化がほぼない

日本人の平熱は、36.89度と言われており、1日を通して体温変化がほぼ見られません。人は、ほとんど体温が変化しない恒温動物だからです。三浦さんは次のように言います。

「哺乳類や鳥類も同じ恒温動物で、エネルギーの15%以上が熱に変換され、体温の維持に用いられています。これに対し、トカゲなどの爬虫類、カエルなどの両生類 フナなどの魚類は、周囲の温度の影響を受け、体温が大きく変化する変温動物です」(三浦さん)

冷え症は、手足の先端や腰など体の一部が冷えやすい状態のことですが、放置するとさまざまな不調を引き起こすことがあります。

体温調節の仕組みがうまく働かなくなるので、寒い季節や冷房が強いときには特に冷えやすくなります。冷えると体が縮こまり、血管が収縮して血流が悪くなります。血流が悪くなると、体内の熱が届きにくくなります。

また、身体的・精神的症状を引き起こすことがあると聞いたこともあります。日常生活に支障をきたすだけでなく、自己肯定感や自信を低下させることもあります。冷え症が起因となって、心の問題にも影響を与えることがあります。

しかし、冷え症は生活習慣の改善により治すことも可能です。規則正しい生活を心がけ、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

本書を読むことで、体温の効果がわかるようになります。低体温を改善させるアプローチが載っています。冷え症におススメしたい一冊といえます。

2年振りに22冊目の本を出版しました。

「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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