東京商工リサーチの集計によると、上場企業が24年2月末までに募集した早期・希望退職者は14社の計3613人(応募人数含む)だったそうです。23年通年は41社の3161人で、わずか2カ月で超えしまい、時代の変化を感じることができます。
2024年の早期退職募集人数、わずか2カ月で23年超え。SHnV4LR4C7
資生堂は1000人規模と、19年ぶりに大規模な人員削減へ。若い世代を含めた募集も多く、日本企業で構造改革に伴う雇用流動化が本格化してきました。 pic.twitter.com/nzSoH9Clhw
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 5, 2024
早期退職の募集の事情はそれぞれのようです。
オムロン、ワコール…株価最高値更新でも需要回復進まず老舗が人員削減 一方で好業績企業もリストラ WUcG1
好業績でも早期退職を募る企業も増えている。背景にはグローバル化やデジタル化への対応を急がなければならない事情があり、雇用の流動化が加速している。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 1, 2024
最近の早期退職まとめ・資生堂 1,500名(募集/日本事業の約1割)・イトーヨーカ堂 700名(応募/正社員の1割)・オムロン 国内外2,000名(募集/連結人員の7%)・ワコール 215名(応募/国内ワコール事業の3.3%)・ソニー(SIE)900名(応募/ゲーム事業の人員数の8%)
— 加瀬谷 真一 (@KessanMaster) February 29, 2024
早期退職を募っている企業は、最高益ながら早期退職者を募集する企業がある一方で、オムロンのように中国向けビジネスが苦戦している企業もあります。
オムロン、国内外で2000人削減。中国向けビジネスが苦戦しているようです。大規模なリストラはITバブル崩壊以来。 C1UBuX9r
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) February 26, 2024