私のような変節もせず、愚直に従来の金融資産だけを使った投資手法を続けてきた人たちは、自分で稼げなくなってからの将来のお金の不安にどう対応するつもりなのでしょうか。
医療技術の向上によって平均余命が長くなることで、現役時代に積み立てた資産をリタイアしてから取り崩して生活するという従来のマネープランはワークしなくなっています。
ストックの資産に頼るのではなく、自分が仕事をしなくなってからも安定した定期収入(キャッシュフロー)を得られるようにしておく必要があるのです。
変節してからはファイナンシャルプランナーの方とお話する機会はめっきり減ってしまいました。今後機会があれば60代のファイナンシャルプランナーの方に、ご自身のお金の不安を金融資産だけでどうやって解消させているのか是非聞いていみたいと思います。
もしかしたら、私の知らない秘密の方法がFP協会のテキストに書いてあるのかもしれません。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年4月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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