日本は大学無償化をしてどんな人材を作りたいのでしょうか。
今後はAIの発展に伴い、こう言った理系ブルーカラーの需要は更に増えていく一方で、文系ホワイトカラーは淘汰されていく。大学無償化は大量の失業予備軍を作り出す愚かな政策。撤回すべきだ。 Ykilu0
— 自由人希望者 (@hopefor_freedom) February 4, 2024
大学の先生はこんな現象が起こっているで日本は終わっていると言います。
「大卒=負け組」の時代到来!? 超売り手市場で「高卒就職者」の需要が急増! YzQoPqi5k 「下手に知恵を付けている大卒者より、高卒者の方が伸びしろが期待できる」もはや日本は高卒で得られる程度の知識で足りるような産業しかなくなったということなんでしょうね。日本、終わっている
— 田口善弘@発言は私の個人としての見解であり中央大学やその機関の意見を代表するものではありません (@Yh_Taguchi) July 23, 2023
しかし、アメリカでも大卒は余っているそうです。
就職してからも学び続けるわけで、そちらの方が長いんですが。「高卒で得られる程度の知識で足りるような〜」は、さすがに馬鹿にしすぎでいただけないかと。。💦/メモ – 高卒が大卒の所得を上回る——文系大卒のレッドオーシャン化 – KYの雑記ログ OOOGzzLtFG
— りっぴぃ (@rippy08) February 2, 2024
メモ – 高卒が大卒の所得を上回る——文系大卒のレッドオーシャン化
中国もすでにホワイトカラーは受難のときを迎えているようです。
中国のホワイトカラー、昨年は3分の1近くが減給-過去6年で最多 ZEcQGE2gv7
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) January 31, 2024
終わっているのは日本ではなく大学ビジネスなのかもしれません。
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一方で、どんな技術が残るかはかなりはっきりしてきましたが、社会や各家庭の価値観はなかなか柔軟には対応できません。
100年前に賃金が高かったのは工場労働者。20世紀後半はホワイトカラーに逆転されたが、その時代は終わった。これから賃金が上がるのはコーディングできる理系エリートだが、それは労働人口の5%ぐらい。相対的に上がるのは、機械学習でできない営業やマーケティングなどの対人スキルだろう。… Cty5AiGVyu
— 池田信夫 (@ikedanob) June 25, 2023
日本人は現在の傾向がずっと続くと思ってしまう傾向が強いそうです。じつは戦前から様相は変わらないようです。
またいまの多くの両親が自分の子供に期待している未来での内容もこれに似て、この未来への計算の基準がまたあくまでも現在を基準にしているわけです。現在を基準にしていますから、その人が、その子供がたとえば三十歳になったときのことを計画しても、それはいまの三十歳の人を基準にしているわけで、三十になるのは三十年先ですから、そこの状態をあらかじめ計算して何かの計画をしているわけではないという点です。(山本七平、講談社、1978年)
たとえば太平洋戦争がはじまり、緒戦の大勝利となると士官学校・兵学校へ受験者が殺到したという例などはそれで、それは「今」を基準に将来を見ているからです。こういった誤差はこれからも絶えず生ずることでしょう。日本全体の過去におけるあらゆる失敗の、と私は考えています。こういった誤差はこれからも絶えず生ずることでしょう。これは単に個人の問題でなく、おそらく日本全体の過去におけるあらゆる失敗の、いちばん大きな基本になっているのはここであろうと私は考えています。(山本七平、講談社、1978年)
日本人の人生観 山本七平
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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