仕掛けを落とすなり入れ食いかと思いきや、うんともすんとも言わない。あれ?誘って誘って誘ってようやくヒットする感じだ。前日は500匹を超える釣果も出ていたようなので好釣果と思いきや、ワカサギは口を使わない。周りからも渋いという声が聞こえてくる。それでも魚探に反応はあるので粘れば釣れだすだろうと根気良く釣っていくと、ポツポツだが確実に釣れる。

 

午後は連掛けも

午前9時を過ぎると周りのボートが動きだした。やはり釣れていないようだ。ならばこのポイントで粘った方が得策だろうと決意が固まる。今季のワカサギ釣りは厳しい日が多いので辛抱するのには慣れている。

午前中は90匹と100匹には届かなかったが、すでに前回より釣れているので気持ちは楽になった。船の上で紅葉を見ながらお弁当を食べるぜいたくな時間が過ぎた。

伊自良湖ボートワカサギ釣りで200匹手中【岐阜】粘って拾い釣りが奏功?伊自良湖のポイント(作図:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

午後からもカーブミラーで続行だ。気温が高くなり厳しくなるかと思ったが、意外に朝イチよりペース良く釣れる。外道のオイカワも釣れるが、ワカサギの活性も高いように思う。すぐ近くで釣っていた人に話かけて談笑していると、なんとTSURINEWSの読者で、私の記事も見てくれていた。

入れ食いは午後3時前に一度止まったので、前回夕方に良かった北ロープへ行くが思ったより魚が映らない。群れが回ってこれば入れ食いタイムになるだろうが、カーブミラー前の方が魚影は安定していると思い、北ロープはすぐに見切りカーブミラーに戻った。

釣り位置をやや考洞寄りにして再開すると、濃い群れが魚探に反応。そのタナに合わせると穂先が勢いよく曲がる。一つは3連、もう一つは2連と連掛け。その後も定期的に群れが入り、そのたびに連掛けもあった。

200匹ゲットでリベンジ達成

時計を見るともう少しで午後4時。200匹まであと3匹。なんとか午後4時までに200匹を達成したい。最後は誘って誘って連掛け狙い。両方の電動リールが同時に曲がる。最後は2連と1連と一気に3匹釣れて、ちょうど200匹釣ったところで納竿とした。