「世代最高の右サイドバック」と評される元ブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスは、クラブと代表で通算1056試合に出場した。2008年にスペインのセビージャから強豪バルセロナへ、当時サイドバックとして世界最高額で移籍し全盛期を迎え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3回 、ラ・リーガ6回の優勝に大きく貢献した。
また、ブラジル代表としては、2010年、2014年、2022年のFIFAワールドカップ(W杯)に出場。さらに2021年、東京オリンピックに出場するU-24ブラジル代表にオーバーエイジ枠で選出され、全試合にフル出場し、金メダルを獲得した。しかし、プライベートでは2024年2月、性的暴行で逮捕され、懲役4年半の判決を受けている。
ルカ・モドリッチ(クロアチア)1073試合
39歳となった現在もスペインの名門レアル・マドリードに在籍し、カルロ・アンチェロッティ監督の下で存在感を示しているMFルカ・モドリッチ。2008年から2012年までトッテナム・ホットスパー、2012年から現在までマドリードに在籍。2018年にはバロンドールも受賞し、同年のW杯では母国クロアチアを準優勝に導いた。その長期にわたる第一線での活躍は、研究に値するほどではないだろうか。
今2024/25シーズンもマドリードで全大会通じて先発や途中出場も含め全試合で活躍しているモドリッチ。クロアチア代表としても184試合に出場し、歴代最多キャップを誇る彼は「いつ引退するかはわからない」と2024年9月に語っており、「試合ごとに考える。情熱が消えたら引退する」と明かしている。この衰えない情熱は一体どこから湧き上がるのだろうか?
リオネル・メッシ(アルゼンチン)1083試合
2004年にバルセロナでデビューして以来、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)はクラブと代表を合わせて1シーズン平均54試合に出場している。2023年にアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)に活躍の場を移してからは、出場数がヨーロッパで活躍していたころに比べて減少傾向だが、それでもピッチ上での魔法は健在だ。