前席のシートは、先代では背面から側面へと面を巻き込んだようなダイナミックな形状が採用されています。優れたサポート性を発揮します。また、肩回りはスリムになっているため、後席の乗員の見晴らしの良さも維持しています。現行モデルの前席シートは、新たなシートフレームを採用したボディスタビライジングシートが採用されています。腰回りを樹脂のマットで支える構造となっており、均一感とサポート性の高い座り心地を実現させています。
クルマ
2024/12/22
ホンダ「シビック」をプロが先代と新旧比較 外装・内装などの違いを解説【プロ徹底解説】
新型「シビック」の安全装備・先進装備を先代と比較
先代モデルでは、単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせたホンダセンシングが搭載されていました。衝突軽減ブレーキ(CMBS)や、路外逸脱抑制機能、渋滞追従機能付きACC、車線維持支援システム(LKAS)、標識認識機能、オートハイビームなどの機能が備わっています。
現行モデルでもホンダセンシングが採用されています。ただし、システムは最新世代に進化しており、広い水平画角のフロントカメラと、前後8つのソナーセンサー、斜め後ろを監視するレーダーというセンサーに替わっています。機能は、先代に加えて、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)がCVT車に追加されています。これは、渋滞時にアクセル/ブレーキの支援だけでなく、ステアリングのアシストも追加するというものです。さらに渋滞追従機能付きACCと車線維持支援システム(LKAS)での、アクセル/ブレーキ/ステアリングの支援が、より滑らかで自然なものとなっています。
さらに現行モデルでは、先行車や対向車の存在を検知し、眩しさを与えないように、ヘッドライトの照射範囲を自動で制御する、アダプティブドライビングビームも採用されています。
先進運転支援は、最新の機能ということで、やはり現行モデルの方が優れたものが採用されています。
新型「シビック」の走行性能・燃費性能を先代と比較
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