寸法で言うと、先代のセダンは全長4650×全幅1800×全高1415㎜。ハッチバックは全長4520×全幅1800×全高1435㎜。ホイールベースは両方とも2700㎜でした。
それに対して新型はハッチバックのみで、全長が4560×全幅1800×全高1415㎜(「RS」は全高が唯一1410㎜と低い)、ホイールベースが2735㎜となります。
比較してみれば、新型は先代のセダンとハッチバックの中間の全長です。幅と高さはほとんど変わりません。ホイールベースが新型になって若干伸びているのも特徴です。
クルマ
2024/12/22
ホンダ「シビック」をプロが先代と新旧比較 外装・内装などの違いを解説【プロ徹底解説】
新型「シビック」のインテリア(内装)を先代と比較
室内のインパネのデザインは、先代から現行モデルになって大きく変わっています。先代モデルのインパネは「スポーティと上質を追求する」という狙いがありました。出来上がったインパネは、ドライバー前のメーターフードを頂点に、左右になだらかに低く薄くなってゆくデザインです
一方、現行モデルのインパネは、「視覚ノイズを最小限に抑えたクリーンインテリア」がテーマです。車全体のテーマが「爽快」とあるように、すっきりとしたデザインを狙っているのでしょう。特徴的なのはインパネの左右に伸びる、ハニカムパターンのパンリングメタルパネルです。このデザインは、同じホンダの兄貴分となる「アコード」でも採用されています。現行モデルならではのものでしょう。
新型「シビック」の運転席・助手席・後部座席を先代と比較
運転席まわりで先代と現行で大きく異なるのがメーターです。先代モデルでは、真ん中に7インチの大きな液晶メーターを置き、左右に別の小さなウインドウを用意して、そこに燃料と水温などを表示させています。近未来的なモダンさを強く印象づけるメーターでした。カーナビゲーションのディスプレイは、インパネの真ん中に埋め込まれています。
最新の現行モデルのメーターは、大きな二眼タイプのデザインが採用されています。伝統的なデザインをベースに、色味の数が抑えられており、スッキリとした印象です。カーナビなどを表示するディスプレイは9インチ。薄型のインパネの上部に据えられています。前方を見ていたドライバーが、視線移動を少なく見ることのできるレイアウトです。
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