2両編成の車両に一角には、お土産品やグッズなどを売るショップもあります。今回わたしはここでお弁当を予約しており、それを受け取りにやってきました。
それがこの旅の小箱。車内で開けようかと思いましたが、この列車は16:16新見発、18:20岡山着。晩御飯にはやや早いので、岡山からの新幹線でいただきました。
ばら寿司にままかり、黄ニラのお寿司。どれも岡山の名物ばかりです。駅で買ったビールも、岡山の地ビール独歩。岡山の味をこれでもかと味わうことができました。
La Malle de Boisの車窓からは、この日で見納めの沿線の景色。絹掛の滝(新見市)の付近では列車は徐行するので、紅葉に彩られた滝の姿を存分に楽しむことができました。この日はやや流量が少なかった感があります。
もっと滝を堪能したいのであれば、新見駅から一駅の井倉駅から歩いて12分ほどのところにある井倉洞の滝は、よりダイナミックでおススメです。車窓からは見ることができませんが、La Malle de Boisは特急やくもが停まらないこの駅にも停まってくれるのでここから乗車して岡山に向かうこともできました。
列車は薄暮の備中高梁にも停車。備中松山城を観光した人たちを乗せて倉敷、岡山へと向かいました。木のトランクの中で揺られ2時間。特急やくもの倍の時間をかけて走りますが、やくもでは得られないゆったりとした時間の流れを感じることができました。
La Malle de Boisの新見への運行は終わりましたが、岡山を中心に瀬戸内地方を走ります。年明けには琴平に向けて走るようですので、2025年最初の旅行はこの列車でこんぴらさん参りなどはいかがでしょうか?
note始めたての頃に、尾道からこの列車に乗っています。その記事も合わせてご覧ください。