上越沖・寒ブリジギング開幕戦で船中40本前後のブリが上がった乗合船の爆釣劇の模様をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:八海丸)

「上越沖で寒ブリシーズン到来!」ジギングで12.5kg頭にブリ船中40本と爆釣【新潟・八海丸】

「鰤起こし」で始まる寒ブリシーズン

初冬の新潟や北陸地方では、「鰤起こし」といわれる雷を伴う嵐が海域にブリを呼び込み、これを境にブリの水揚げが本格化すると云われる。

「上越沖で寒ブリシーズン到来!」ジギングで12.5kg頭にブリ船中40本と爆釣【新潟・八海丸】上越沖へ(提供:八海丸)

今シーズンは、氷見の「寒ブリ宣言」も早々と11月20日に出された。おのずとブリ狙いのアングラーたちの活性も高くなってくる。とはいえ、冬の日本海は時化の日が多く遊漁船が出船できる日はそれほど極めて少ない。

上越・八海丸に乗船

12月初旬、筆者は数日前の天気予報を頼りに、上越・有間川漁港の八海丸を予約し乗船した。乗船当日は時化明けの好天で朝は少し肌寒さもあったが、日が昇り気温が上昇すると快適な気温になり、日中は着込み過ぎていた防寒着を徐々に脱いでいくような陽気になった。

「上越沖で寒ブリシーズン到来!」ジギングで12.5kg頭にブリ船中40本と爆釣【新潟・八海丸】当日のタックル(作図:八海丸)

この日の出船時刻は少し遅めの朝7時。平日とはいえ、ブリ狙いのアングラーたちが老若男女合わせて11名のほぼ満船で出船だ。

「上越沖で寒ブリシーズン到来!」ジギングで12.5kg頭にブリ船中40本と爆釣【新潟・八海丸】ジギング開始(提供:八海丸)

開始早々船中ブリ顔出し

出港後30分ほどで最初のポイントに到着。船長の合図で実釣開始。水深60m。早々にヒットしたのは左舷みよしのアングラー。じっくりファイトして海からブリを引きずりだした。いきなりの本命登場に船中活気づく。

つづいて筆者のとなりの右舷みよしのアングラーにもヒット。またまたブリ登場。さらに続けざまに同じアングラーが連続ヒットで早くも2本目のブリをあげた。

筆者にも待望のヒット!

筆者は未だにアタリすらなく焦る。2本獲ったお隣なりのアングラーを真似してセミロングのブルーバック・ナチュラル系のジグ(175g)を投入。ジャークもなんとなくコピーしてあまり速すぎないイメージの中速のワンピッチジャークにしてみた。するとようやくバイトあり。

「上越沖で寒ブリシーズン到来!」ジギングで12.5kg頭にブリ船中40本と爆釣【新潟・八海丸】本命確保(提供:八海丸)