人手がかかるというなら、お客さんにセルフでやってもらい、支払いは申告制でも問題なさそうです。

仕事を怠けているのでは無く、スタッフはみんな一緒懸命働いている。ただ効率が悪くて商売っ気が無く、ビジネスチャンスを逃しているのが何とももどかしく感じます。

苫小牧のこちらのお店に限らず日本人の商売は儲けようというガツガツした野心より、良いものを届けたいという職人気質が強いように感じます。

昔からのやり方を愚直に続ける職人気質の仕事は素晴らしいものですが、収益が伴わなければ人手の確保もできなくなり、いずれ事業として成り立たなくなる可能性が高まります。

せっかくのほっきカレーで人気のお店が、そんな風になる前に次の一手を打って欲しい。甘くてスパイシーなほっきカレーを食べながら、そんなことを思いました。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年5月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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