ベネィットの意味は「提供される価値」「提供される利益」というものです。ベネフィットをもう少し分かりやすく説明すると、人の欲求(これが欲しい)を高めるには「すぐできる」「簡単」などのベネフィットが必要になるということです。
ベネフィットは「So what?」商品の特徴を「So what?」(それは何?)に落とし込むのです。人はラクをしたい生き物なので「難しい」と思われてしまうと、ハードルが高く感じてしまいます。これは過去のキャッチコピーなどを見れば明らかです。
「レンジでチン」(クックパッド)=電子レンジを使ってあっという間に料理ができる。 「ロングブレスダイエット」(ダイエット)=強く長い呼吸をするだけでダイエットを実現。
どちらも非常に有名なキャッチコピーですが、読者のベネフィットが明確です。取りかかるためのハードルが低いことをイメージさせた方が読む人には響きます。
仮に、このコピーが次のようなものだったらどうでしょうか。
「レンジでたった1時間」=レンジを1時間使うだけで料理ができます。 「たった1年で簡単ダイエットを実現」=たった1年でダイエットを実現します。
「今日からできる」「誰でもできる」「簡単にできる」などは、ハードルを下げるための効果的なベネフィットです。このような、ハードルを下げるためのベネフィットは覚えておくとよいでしょう。