銀座で資産運用セミナーが終わった帰り道、有楽町駅前に来ると人だかりを見つけました。

年末恒例のジャンボ宝くじの購入者の行列です。

こちらの有楽町駅前は比較的短い行列ですが、有名売り場の数寄屋橋チャンスセンターになると、ピーク時には数時間待ちの人気です。

宝くじの期待値は購入金額に対して45%程度です。100円買う度に半分の50円以上が吸い上げられてしまう。なぜ全く割に合わないこのようなギャンブルに寒空の中、長時間行列をするのか。私には全く理解ができません。

このような宝くじの確率の話をすると「ギャンブルのロマンがわからない無粋な人」という反応が返ってきます。

宝くじは、本当にロマンなのでしょうか?

明らかな事は、宝くじを購入している人は、所得の低い人が多く「貧乏人の税金」と呼ばれているという事実です。

知識のない人から、合法的に搾取する仕組みをロマンという言葉でごまかすことはできないと思います。