「その結果、自然と異性から距離を置かれてしまうという傾向があります。気負っている、リラックスしていない状態を見抜かれるだけでも、あまりよい印象になりません。要するに、肩や背中がガチガチ、緊張している、早口、背筋が曲がっている、呼吸が浅いとマイナス要素が積み重なると、第一印象で大損をしてしまいます」(福嶋さん)

「さらに、肩や背中が硬いと呼吸が浅くなるので、声も小さくなりがちです。言葉遣いや発声が不十分で、早口で話したり声が小さかったりと、自分の言いたいことが相手に伝わりにくくなります。この状態が続くと、会話の進行がスムーズでなくなり、コミュニケーションが円滑に取れなくなります」(同)

こうなってしまうと、お互いを理解することが難しくなります。会話のキャッチボールもできなくなってしまうので注意が必要です。

初出版おめでとうございます

じつは著者の福嶋さんは飲み友達です。かなりキャラが立った人物ですが、経歴も立っています。都立大、青学を経て整体師になったという稀有な経歴の持ち主です。

一般企業に勤務したこともあったようですが水が合わなかったのでしょう。個が確立している福嶋さんにとって、整体師という職業は転職だったのかも知れません。

これまで出版には縁がありませんでした。著名な精神科医が主催する出版コンペに参加し10社から札が上がりMVPを受賞するも出版に至らないというかなりレアな経験もしました。それらを含めて、今回の地ならしだったのだと思います。いい編集者に巡り合いましたね。

拝読したところ、それなりに読み応えのある箇所も多く、いい本だと思いました。イラストの書き起こしもあり結構なコストが掛かったのではないかと推測します。今回の出版をうまく今後につなげていってもらえればと思います。

昨年ご結婚もされたと聞きました。華燭の盛典を祝し、お二人のご多幸をお祈りいたします。また、今回、初出版を実現した、福嶋尊さんの輝かしい前途を祈念いたします。

尾藤 克之(コラムニスト・著述家)

2年振りに22冊目の本を出版しました。

「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)

 

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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