組織は結果が全て、粗利が全てである。故に非合理性を排除し、リスク要素ボラティリティを緩やかなゆらぎにハンドリングする力こそが経営者に求められる。老獪に賢い立ち回りは正義であり、異見を許さない力がある。だが、ここにソフト老害の芽がある。行き過ぎると若者の新しい意見、斬新なアイデアが日の目を見ることがなくなるためだ。彼ら自身、それが続けばいつしか上の決断に身を委ねることが最も効率的な生存戦略になってしまう。優秀な人材なら会社では最低限の仕事をして、傍らで起業して出ていってしまうだろう。

これは記事で触れられていたが、嫌われないようにと変にバランスを取ろうとするから老害化する。だから正面からしっかり嫌われたほうが良いのだ。そして大きな力には大きな責任が伴う。強い立場を得た人は知らず知らずの内に若手の可能性を潰してしまわないよう、自分が持っている力と責任の強さを忘れてはならないだろう。

 

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