一部突っ込んだ鄭大世氏の発言内容を巡っては、ネット上で賛否含めて様々な意見が飛び交っている。そんななか、ゴールキーパーとして活躍していた高木氏は19日未明にXを更新。以下のように自身の意見を発信している。

 「テセの動画。そうじゃねーだよなぁ。 なんでわからねーかなー。そのくらい強い気持ちでサッカー向き合ってるってことだと思うんだけどなぁ。昔さ、サッカーは戦争だ!って言った(緑のハートマークの絵文字)の偉人が、本気で殺すなんてあるわけないだろって怒ってたもん。その気持ちで思い切ってプレーしろってって」

 この高木氏のSNS投稿を受けて、ネット上では「同意」「あの言葉が気概を表す言葉ということは、みんな分かっている」「サッカーをやっていたら通じる表現だと思う」と前向きなメッセージが寄せられる一方で、「相手選手を壊すことを容認するってことなのか?」「プレーヤーならともかく、解説者とか指導者でその言葉選びで大丈夫ですか?っていう話」「鄭大世氏の言葉選びが悪いという話」といった指摘も。

 また一部のSNSユーザーは、長谷部監督のコメントを鄭大世氏の発言内容の比較対象として紹介。指揮官は11月9日開催のセレッソ大阪戦後に「(サッカーは)戦いだけど、自分の身体を傷つけてまで、相手の身体を傷つけてまでする競技じゃないよ。自分と相手の身体と家族を大事にしなさい」と語っていた。

 この長谷部監督のコメントをもとに、「鄭大世とは真逆だな」「考え方の違いかと思うけど、自分は長谷部さんの方がサッカーだと思う」という意見も挙がっている。町田のプレースタイル、そして鄭大世氏の意見を巡る議論は白熱するばかりだ。