意図的か否かはともかく、アメリカの近隣窮乏化には対抗できる強い「バランサー」(=国際経済の平衡を保つ国家や地域)が必要です。かつて期待された欧州がその役目を果たせていないことが最大の誤算だった気がします。BRICSが今後、台頭してくるのでしょうか?それより日本を含む東南アジア圏経済もあるし、インドも控えています。少なくともアメリカの独走は理念でも理論でも公平な観点からは良くないでしょう。トランプ2.0でそれがよりはっきり見えてくるような気がします。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年12月19日の記事より転載させていただきました。