薪ストーブ使用者が実は温厚イメージとは対極的に相当な傲慢身勝手である。
いくら荒唐無稽な言い訳をして煤煙を隠そうとしても無駄であることを以下に示す。
これは2023年12月12日に取得したデータである。
薪ストーブ家屋の使用状況がそのままグラフに表れている。
10時以降、ほぼ一定の間隔で何かの操作を行っていることによる煤煙の増減が明確に見られる。
全体で3箇所見られるスパイク値は「焚き付け時や薪の追加」であろう。
気象条件(霧雨、南東微風、無風)から煤煙が滞留している状況である。
人の目は欺けても、測定機器を欺くことは不可能である。
エコでなくエゴが本性本筋から反れるが一つ、薪ストーブ使用者の身勝手ぶりを示す例を挙げておこう。
或る新聞に投稿があった。
そこには、地球環境のために「率先し行動、電車やバスを使う」「焼畑農業は疑問」「エアコンの温度を1℃でも」「地球の病気」という趣旨の記述があった。
それから十何年の後。
その投稿主の家が「見栄を張るために」薪ストーブを設置し煤煙悪臭を撒き散らし始めた。
その一家は新車を何台も購入し、公共交通機関を使わず1人1台で自動車通勤している。
焼畑農業に懸念を示した割には農業焼却を行い近隣に大迷惑を掛け続ける。
但し周辺住民の苦情を鼻であしらい、「薪ストーブに排気浄化装置」はケチった。
彼らは連日一晩中、照明を灯しっぱなし、その必要も無いのに昼夜逆転生活、湯水の如くエネルギーを消費する、地球環境の事など考えているとは見えない、エコとは凡そ正反対な生活。
彼らは周辺住民への迷惑を全く省みず、薪ストーブへの苦情には逆切れし「エコ」を横暴に振り回す身勝手ぶり。
言行不一致、傲慢非道。
これが、「地球の病気を真剣に考えろ」と言う、或る薪ストーブ使用者の悪辣かつ身勝手な実態である。
このような行動を躊躇なく実行できる者に対し、反社会性パーソナリティ障害を疑う。
「立証責任の原則」による行動「それならよかろう上等だ」ということで筆者は2022年11月より、薪ストーブ家屋のまさに目と鼻の先でエアモニタを連続稼働させている。現在は機器を増設した上で測定を継続し、順調に煤煙の証拠を気象データと共に蓄積している。
まさか、自分たちの薪ストーブが出す煤煙を、暗闇でも無関係に年中無休24時間、常時目の前で連続自動測定され、そのデータが世界中にリアルタイムで公開され更には国連環境計画にも送信されているとは、筆者を威圧恫喝した薪ストーブ家屋の住人はまさか夢にも思いもよらないことだろうか。
筆者としては機器を設置したあとは何もすることがなく放置、時折正常稼働を確認するだけ、自動的にデータが採られ蓄積される。楽なことこの上ない。頼りないハンディ測定器で起動時間を待ち測定していたようなストレスは無い。
なお、測定を継続蓄積し分析した昨シーズンのデータは、関係議員に提出する資料作成にも役に立ったことを付け加えておく。
今シーズンも測定開始これは筆者の設置したIQAirエアモニタによって早速今シーズン11月のデータ(一日平均値)を集計したものである。
速報、比較対照群として付近の5か所の官設測定局を並べた。
「Hayama」が筆者の設置した測定局のデータである。
なお、増設した測定機器Scapelerエアモニタの詳細については稿を改める。
編集部より:この記事は青山翠氏のブログ「湘南に、きれいな青空を返して!」2023年12月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「湘南に、きれいな青空を返して!」をご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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