3月に入り、晴海フラッグの街も賑やかになってきました。引っ越しで入居する人の数も増え、BRTの乗客数も以前よりかなり増えています。
そして、商業施設も次々とオープンしています。中心部にあるららテラス晴海では飲食店や小売店とサミットストアというスーパーが営業を開始しました。
開店当初のもの珍しさもあってか晴海に住んでいる人だけではなく、わざわざ見学に来ている人も結構いたようです。
混雑している施設を見ていると、現在の日本の一般的な風景とはずいぶん違うと感じました。
まず、何より子連れのファミリー客が非常に多く、平均年齢が50歳を超える高齢化した日本社会の中では、これだけ子供がたくさんいる風景は異質です。
そして、心なしか訪れている人たちがなんだか幸せそうで、将来に対する希望を持ってるように見えました。
何もなかった埋立地に、次々と新しい施設が出来上がり、街が発展していく。経済が縮小し、富が削られて貧しくなっていく日本社会において、明日は今日よりも良くなっているという成長を感じることができる機会は、なかなかないのかもしれません。その様子は、まるで1970年代の高度経済成長期の日本のようです。