(ここだけのお話。クラーク卿の周辺にはお小姓のような若い少年が数人いた。ジャニーズ状態だったのを後で知った。)
しかし、今回のアカデミー賞受賞作品である「ゴジラ」の水を扱うシーンは、本当に素晴らしい出来栄えだった。日本映画らしい低予算でありながら、個々の人々が米国では考えられないほどの努力と工夫で成功を収めた。日本には異常とも言えるような組合がないため、個々の意思で作品を高めることが可能だ。
また、表現方法は全く違うが「ゴジラ」と並んで、同じような「反核」映画である「オッペンハイマー」が、同様にアカデミー賞を受賞したことも、考えさせられる。
しかし「ゴジラ」には問題点もあった。それは「眼」だ。例えば、「ジュラシックパーク」では恐竜の「眼」が生き生きとしていたが、ゴジラの目は「ビー玉」のように感じられた。
いずれにせよ、ついに本場のハリウッドを追い越した今回の栄冠には、心からの拍手を送りたい。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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