自宅にはワインやウイスキーが数百本あって、投資用に購入したものもありますが、恐らくもう飲み切れません。入り切らないので、新しいワインセラーを購入しました(写真)。
また、今年に入ってからも気に入った現代アートの作品を購入したり、日本刀を購入したりしました。スタートアップ企業にも資金を提供しています。
これらの投資活動は、もちろんリターンを得ることを目的にはしていますが、自分が好きでやっているもので、これからもっと積極的にやっていきたいとすら思っていることです。
もし、「DIE WITH ZERO」のために止めてしまったら、自分の人生は逆に味気なくつまらないものになってしまいます。
上記のような問題を解決するには、自分の資産を現金化して自分で使い切ってしまうのではなく、自分が持っている資産を手放して、世の中の役に立つような形で活用してもらえる方法を見つけ出すことです。
日本には税制の問題もあって、社会貢献のためにお金を使うのは簡単ではありません。
潔く恰好良い生き方に見える「DIE WITH ZERO」ですが、実現するのには意外に様々なハードルがあるのです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年5月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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