多くの人気の鮨店は予約が取りにくくなると、価格を上げていきます。こちらのお店の場合、価格の上昇余地はまだかなりあります。しかし、職人気質の心ある店主であれば、そんな拝金主義の経営には心が痛むはずです。
また、価格を上げて需要が想定以上に減ってしまい、現在の経営状態が維持できなくなるのもリスクです。値上げには勇気も必要です。
値上げによって常連が来なくなるのも困ったことですが、予約が取れな過ぎて常連客の足が遠のくリスクも考えると、1,000円単位で少しずつ段階的に値上げしていくというのが現実的な対応策だと思います。
来年3月にまたお邪魔する時にはいくらになっているのでしょうか?
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年1月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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