今回、元FM802アナウンサーで、現在フリーナレーターとして活動している、下間都代子さんが主宰するClubhouse(音声SNS)の「耳ビジ★耳で読むビジネス書」に出演してきました。5000名近いリスナーを抱える人気番組です。

実際に体験したグラレコの極意

本番組は、一冊を月曜日~金曜日の5日間にわたって紹介することや、著者とのトークのなかから表面では見えにくい本音をあぶり出す点にあります。今回は、新刊「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)を取り上げていただきました。

そして、新たな気づきがありました。それはグラレコです。グラレコとは、グラフィックレコーディングの略で、会議やプレゼンの内容を絵や図形などのグラフィックでまとめる手法です。文章だけの情報よりもわかりやすく印象に残りやすいというメリットがあります。

俳優、イラストレーターとして活動する、堀部由加里(ホリベユカリ)さんが、私が登場した時の様子をまとめてくださいました。

ここで紹介するのは最終日のグラレコですがよくまとまっています。私の似顔絵もそっくりです!

最終日のグラレコ

なお、堀部さんのグラレコはこちらからご覧になれます。

耳ビジ★耳で読むビジネス書(『情報発信のプロがやっている 読書を自分の武器にする技術』尾藤克之さん著)

グラレコは絵の上手さは関係なく、図形や矢印などを組み合わせてアイコンを作ったり、レイアウトを工夫したりすることで、誰でもできるスキルです。レイアウトには、タイムライン型や吹き出し型、発散型などがあり、話の内容や見せる人に合わせて適切なものを選びます。

難しいこと、複雑なこともできるだけシンプルに表現し、要点をとらえつつ、前後関係などもわかるようにまとめるのが、グラレコ上級者のスキルということになるのでしょう。

グラレコを活用する場面は、会議やミーティング、セミナーやワークショップ、プレゼン資料作成などがあります。グラレコを取り入れると、議論の整理や活性化、振り返りに役立つだけでなく、情報を視覚的に伝えることができます。