アップルやマイクロソフトなどの騰落率を見れば、他の銘柄に比べ既に割高になっていることがわかります。テーマ型ファンドが設定された時は既に相場のピークを越えており、「電車に乗り遅れた人」になる可能性が高いのです。
もちろん現状の想定を更に超える成長をすれば、株価も一段と上昇するのでしょうが、人気化した銘柄を後追い投資するのは分の良い勝負とは言えません。
テーマ型ファンドは典型的なアクティブファンドです。アクティブファンドの評価は上がったか下がったかではなく、インデックス(市場平均)を上回ったか下回ったかによって評価されます。
このような「半導体革命」や「マグニフィセント7」が株式インデックスを中長期で上回るかどうかに関しては、インデックス派の私は極めて懐疑的です。
資産運用は正しい方法を知り、続けることが重要です。株式だけではなく実物資産も活用して、資産を守り増やすためにこれから何をすべきか。その具体的な情報を知りたい方は私が主宰する資産設計実践会の説明会にご参加ください。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年3月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?