来訪者数

1人あたりの消費額

目立つのは

北海道 沖縄

で、このふたつは長期滞在できる観光資源がある。

次の福岡は前回書いたとおり。「事前にその店で何ができるのかを確認できる仕組み」を整えた点にある。インバウンド協力店の情報として掲載して、長期滞在しても店探しに困らない。門前払いもされない。

ほかには鹿児島、香川が目立つ。鹿児島の外国人宿泊数はこんなの伸びた。

その人気で飛び抜けているのが屋久島です。

しかし鹿児島県全体で見ると、インバウンドの宿泊が多いのは鹿児島市でした。予測外れました。

香川の狙いは素晴らしい

その中で目立つのが香川の健闘です。

うどんと金比羅様くらいしか知らない香川だが、来訪者数では20位なのに、1人あたり単価では8位に躍り出る。凄い。この規模ならオーバーツーリズムでもなく、「いいお客さんだけがきている」ということになる。

外国人観光客が支持した国内人気エリア1位は香川県!

旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2016年1月1日~12月31日(土)の楽天トラベル外国語サイトの予約人数をもとに、インバウンド人気上昇エリアランキングを発表。前年同期比の伸び率第1位の座を、香川県の高松・さぬき・東かがわエリアが獲得した。

富裕層を集めるには美術がキーポイント。お金がある人しか美術に興味ないからね。

3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」の開催が人気上昇に貢献した。 香川県直島など瀬戸内の島々に点在する会場を周遊するため、フェリーの発着地である高松を拠点に観光をする人が多かったことも要因の一つに。

コレ考えた人、天才!!! 予算はたったの70億円弱。

香川県は世界に名だたる観光地をもっているわけではない。さらに、ウインタースポーツや沖縄のような美しく暖かい海を持っている訳ではない。しかし、アイデアと努力だけで良質なインバウンドを呼べるのである。

奈良もK-POPのイベントやるより日本最古の都として国宝や古墳のイベントでもやるほうがよほどいい客が来る。