“アンチ町田”のサッカーファン等からは「鄭大世が言おうが、町田は嫌い」「良くも悪くも、ベストイレブンが一人もいないことが全てを物語っている」といった感情論も湧き起こるなど、再び“町田論争”が白熱している。

 こうした町田のプレースタイルを巡る論争は、12月15日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも話題に。ゲスト出演の権田は、PK前の水かけ行為について「僕自身は一種のゲン担ぎみたいなものかなと思う。ボールが濡れているから、僕らGKがやりづらいというのは、正直ない。雨の日はボールが濡れているし、あまり変わらないのかなと思っている」と、GKの目線から解説。町田に対する批判が多い背景を以下のように分析した。

 「ロングスローなど、町田は新しいことをやっていたり、タフにボール際で激しくプレーしたり、少しファウルが多かったりするので、少しマイナスに捉えられがち。だが、黒田剛監督は勝つために戦術的に落とし込んでやっている。全然問題はないと思うし、それを止められない方が問題かなと思う」

 高校サッカー界出身である黒田監督のもと、J1最終節までヴィッセル神戸やサンフレッチェ広島と優勝争いを繰り広げた町田。シーズンオフになっても、同クラブへの注目度は高いままだ。