重い鉛のルアーが川の流れで本当に流れるのか?と思うかもしれないが、コツは「糸に流れを当てて流す」これだ。そうすると、流れで引っ張られるのを手元に感じることができる。後はブルブルと感じないように、流れに合わせてスローにリールを巻くだけ。すると、ついばむようなアタリがくる。すぐに合わせて釣れてきたのは、30cm級のシーバス。
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63cmシーバスを追加!
さらに、対岸の浅い場所から少し深くなる場所(ブレイク)付近を流していると、小さいアタリがきた!これもすぐに合わせると、弱々しい引きが伝わるが、すぐに強烈に暴れだした。油断させておいてこれだから面白い。上がってきたのは、63cmの満足サイズのシーバスだ。
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その後、流れが弱まるとアタリも止まり、最後に再び流れが早くなり、30cm級を追加して本日の釣行を終了とした。この時期に60cm級を含め、3匹のシーバスを釣り上げたのは嬉しいかぎりだ。
ポイントは「流れ」にアリ
さて、本日の釣果のポイントをおさらいしてみると、「流れ」と「ボトム」にある。流れが出ないと流すことができない。シーバスは、川底で流れてくるエサをじっと待っていると考えると、流れが止まると食わなくなるのも当然だ。そして必ずボトムを狙うことだ。根掛かり回避のために少し浮かせても問題ないが、あまり浮かせると全く反応しない。やはり基本はボトムを離さないことにある。なので、バイブレーションルアーはこの釣りにはうってつけだ。
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だが、この釣りでは残念ながら根掛かりを100%回避するのは難しい。どんなに地形を把握していも0にすることはできない。しかし、釣り方を工夫したり、障害物を把握することである程度は防げる。