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日本の温室効果ガス排出は減少している。環境省はカーボンニュートラル実現について「一定の進捗が見られる」と書いている。

出典:環境省資料

伊藤信太郎環境相は「日本は196カ国の中でまれに見るオントラックな削減をしている」と述べたそうだ。

このオントラックという言葉は、上図の直線に沿って排出量が順調に減っている、という意味で使われている。

だが、排出量が減っている理由は何か。経団連の資料を見ると、産業部門についての要因分解が載っている:

出典:経団連資料 図表7 産業部門の CO2排出量(電力配分後・速報値)増減の要因分解