だから、以前からずっと申し上げている通り、不動産投資を始めるのであれば、まずは東京23区からにすべきです。

その上で、リスク分散や更に高い利回りを追求するのであれは、東京以外の大都市圏の不動産に投資エリアを拡大していくべきでしょう。

日本全体の人口減少は、これから想定を超えるスピードで進んでいくと予想します。

人口減少によって、社会インフラが維持できないエリアは、居住地としての価値を失い、急速に衰退していきます。

その受け皿となるのが東京を中心とする都市圏になります。

国や地方自治体も財政余力がなくなり、広いエリアにくまなく行政サービスを提供することができなくなります。県庁所在地のような都市部に居住者を集中させ、効率的な行政運営を行わざるを得ません。

10年後、いや5年後には日本社会の雰囲気はずいぶん変わっていることでしょう。その時の変化を今から想定して、自分のお金の置き場所を考えておくことをお勧めします。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年1月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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