報道の自由度ランキング発表 日本は順位下げ、G7最下位の70位

日本の報道の自由ランキングが低い原因は、新聞・テレビ・通信社などが会員で、排他的かつ差別主義の記者クラブが大きな原因です。

公益社団法人日本記者クラブが入る日本プレスセンタービル Wikipediaより(編集部)

毎度申し上げておりますが、町内会やマンションの管理組合みたいな民間の一任意団体にすぎない記者クラブが、官庁などの会見や取材を独占して、雑誌などの非会員団体やフリーランスを締め出して、当局と癒着して密室で取引をしているからです。

このような記者クラブメディアが報道の自由とか、人権とか、国民の知る権利とかを大上段から語る(騙る)のは噴飯ものです。

記者クラブがあるから、法治が歪められて、冤罪も多く、代用監獄や、自白の共用なども多いわけです。彼らは検察、警察、司法から情報という餌を与えられているのでいいなりです。

記者が事前に質問を通告し、それに対して官僚が事前に回答を書き、大臣が会見でそれを読み上げるなんてことを記者会見と呼ぶのは我が国だけです。

浜田防衛大臣会見令和5年6月20日(火)における質問

Q:記者クラブの在り方なんですけれども、記者クラブの皆さんが事前に質問を提出して、それを官僚の皆さんが回答を書いて大臣が読み上げるという形の会見が多いと思うんです。これ他の国でやっているという事例を大臣、御存じでしょうか。

A:我々とすれば、適切な形で記者会の皆さん方との情報交換をさせていただいているというふうに思っております。

Q:私も自分の身が可愛いいんで、これがいけないとか良いとか言うつもりはないんですけれども、ただ、それは非常に大臣のお時間も無駄になってるんじゃないですか、記者の皆さんも。であれば、そもそもそういう形であれば、例えば、事前に質問を出しているんであれば、それを一斉にメールで配信するなり、ホームページで公開すれば事は足りてしまうんで、記者会見、例えば週に2日じゃなくて、週に1回とか月に1回でも良いということになるんではないでしょうか。いかがでしょうか。

A:これは記者会の皆さん方が、色々な形をお考えになってくださっているのも事実でありますし、我々としても、やはり人間対面で話をしなければならない時というのもあると思いますので、そういう意味では、今の形ができあがるまでの積み重ね、そしてまた、今後また、そういった色々な意味でのオンラインだとか色んなことが今試されているわけでありますので、これはもう私どもからこういった直接お話をさせていただく機会というのは大変重要だと考えております。やはり、記者の皆さん方との色々な意見というものを、この質問をいただいてもやはり、そこから派生する事実に対しては、私がお答えをするということは、大変重要なことだというふうにも思いますし、これはまた、記者会の皆さん方と我々の広報の方との色々な調整をさせていただくことが肝要だと思いますので、今後ともですね、不断の努力をしていくことが大変重要だと思いますので、色々な御指摘をいただいたことに感謝いたしますけれども、ここはそういった形でまた、より良い方向に進んで行けば良いというふうに思っております。

こんな間抜けな小芝居やっているのは我が国だけでしょう。