”ル・サンク”は、最愛レストランの一つ。2000年1月の初訪問以来、フィリップ・ルジャンドル時代も、エリック・ブリファー時代も、クリスチャン・ルスケール時代も、ずっと愛し続けてる。

この素晴らしいレストランを甘く彩ってくれる、ローラン・ジャナン、マキシム・フレデリック、ミカエル・バルトチェティの存在ももちろんとても大切。

そして、サーヴィス。エリック・ボマールの元、パトリス、クリストフ、フランク、フィリップ、エンリコら素晴らしい面々が、23年来、極上の居心地をもたらしてくれてきた。思えば、こんなに長い間同じ支配人の笑顔を見られるレストランはここ以外ない。あと数年でエリック引退って考えるだけで胸が痛む。

エリック＠厨房。シェフのクリスチャンは出張中。

コヴィッドから来る機会なかった”ル・サンク”の魅力に久しぶりに溺れながら、忘れっぽい私の脳みそから一生消えることがないだろう、この空間がくれた数えきれないほどたくさんの喜ばしい記憶を思い出す。

今宵のトップ2のひとつ。ホタテスフレムース＆イカ。